Reportイベントレポート

2022年03月30日
SDGsアクション 新たな取り組み 環境を考える人づくり 食と農から未来を変える
#sdgs #カタシモワイナリー #環境学習

大阪のワイナリーから見るSDGsと地域の未来(大阪商業大学ゼミ生向けプログラム)

2021年11月19日(金)、「大阪のワイナリーから見るSDGsと地域の未来」と題し、
大阪商業大学原田先生フィールドゼミのみなさんを案内しました。
 
まず、カタシモワインフード(株)代表取締役高井社長から柏原地域の歴史やワイナリー経営についてお話いただきました。
 
 
昭和10年まで、大阪が日本一のぶどうの産地であり、柏原市は見渡す限りワイン畑でした。
地域の風景を守るため家業を継ぎ、持続可能な地域をつくるために、ワインビジネスを通して経済的採算をとれるよう、苦労を重ねてこられ、
「人生とは経済であり、収入だ。生き続けるためには、地域の環境を大切にすることが一番重要。」と学生に語られました。
 
お話の後は、ワイナリーの実験農場の見学をさせていただきました。
高齢化が進み、管理できなくなったぶどう畑を引き取り、実験農場として研究を重ねている場所や、企業のCSRとしてぶどう畑を守っている事例を紹介いただきました。
 
 
最後に髙井社長から
「地域のチカラ=村社会、それこそがローカルSDGs!」
と地域の力が持続可能な社会を作っていくことを学生さんたちに
伝えていただきました。
 
参加いただいた学生さんからは、
「地域での企業活動とSDGsの関係について、理解を深めることができた。」
「これから生きていく上での工夫を学べた。」
「100年後を見据えた環境や地域のことを考えて活動することがいかに大事かがわかった。」
など、多くの学びがあったとコメントいただきました。
 
実験農場を駆け上がりながら、
これからの学生さんたちに刺激になるキーワードをたくさんいただきました。
◆髙井社長のお話からのキーワード
・人工経済学
・地域の風景
・まずい商品で勝負するには
・50年後のステイタス
・温暖化への適応
・思ったことを実践
・日本にしかないもの
・何もかも無駄じゃない時代
・ノウフク連携
・畑のものを畑に還す循環
・村社会こそSDGs
 
 

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