Reportイベントレポート
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2024年03月29日SDGsアクション 循環型社会に向けた取組み 環境を考える人づくりごみ収集車 ごみ投げ入れ体験 はたらく車 パッカー車 分別体験
3Rを体験して学ぶ ごみ収集車を見に行こう!を開催しました
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3月26日(火)に3Rを体験して学ぶ「ごみ収集車を見に行こう!」を開催しました!
今回、初めて幼児を対象にしたイベントとなりました。
当日は協会本社に集合し、大型バスで守口市まで移動しました。
今回ご協力いただきました、辰巳環境開発株式会社様は、ごみ(一般廃棄物、産業廃棄物)の収集運搬だけでなく発泡スチロールのリサイクルや、食品リサイクルもされており、3Rを学ぶにはぴったりの会社様です。
到着すると、従業員の皆さまとかわいいキャラクターが出迎えてくれました!
こちらのキャラクターは大阪市一般廃棄物適正処理協会(一廃協)様のイメージキャラクターで『きれーたん』という名前だそうです。
きれーたんはごみ袋、ハート、元気な子どもをイメージしているとのことです。
バスから降りたらみんなきれーたんに触ったり、握手をしたり嬉しそうでした!
バスを降りたら、会議室に移動し辰巳環境開発の代表取締役 辰巳様よりご挨拶いただき、その後、見学場所まで移動をしました。
この工場では、発泡スチロールをリサイクルする機械があります。そこに今回はごみ収集車とコンテナ車も配置してもらいました。
最初に発泡スチロールのリサイクル工場の見学です。
辰巳環境開発の従業員の方が説明をしてくださいました。
発泡スチロールを機械に入れて溶かして小さく固め(減容固化処理)、インゴット(かたまり)として成形しています。
また、汚れていたり、シールがついている発泡スチロールは洗ってきれいにし、シールを剥がさないとリサイクルできないことも教えてもらいました。
発泡スチロールが青色だと、青色のインゴットになるそうです。
インゴットは成形したては熱くて柔らかいですが、冷めると固まります。
固まったインゴットを触らせてもらいました。
また、この固まったインゴットから何ができるかという事で、定規やマグネットクリップ、ボールペンなどに生まれ変わると教えてもらいました。
次にリサイクルするための、ペットボトルを沢山まとめたものを見せていただきました。
こちらのペットボトルも中身が残った状態や、ラベルやキャップがついたまま捨てるとリサイクルできないこと、きれいな状態で捨ててくださいねと実物を見ながら説明いただきました。
発泡スチロールリサイクル工場の見学の次は、コンテナ車の脱着デモンストレーションを見せてくださいました。
道路で走っているのは見たことありますが、脱着するところを実際に見ることはないので大人の方も動画に撮ったり皆さん真剣に見入っていました!
2回目の操作ではこのコンテナの中に積んであったごみが後ろの扉を開けたことにより傾斜で出てきました。
皆さんには、このビニールのごみをごみ収集車に投げ入れてもらいます!
この後は、待ちに待ったごみ投入体験です!
最初は一家族ずつ順番に投げ入れ体験をしてもらいました。
小さい子も大きなごみを投げ入れていました!
辰巳環境開発様のご厚意で、沢山ごみを用意したので好きなだけ投げ入れ体験してくださいとのことで、お言葉に甘えて自由に投げ入れ体験の時間をとりました。
皆さん、お顔がいきいきしており、次から次へとごみを持って投げ入れていました!
入口がいっぱいになったらプレスするために、「ごみ収集車がごみを食べるから待ってねー」と従業員の方から説明が入るとみんな止まってごみが中に入っていく動きを見入っていました。
ごみ投げ入れ体験の後は写真撮影の時間です。
ここで、到着時に出迎えてくれた「きれーたん」をみんなで呼んでみました!
きれーたん登場してくれましたね!
最初に集合写真を撮らせていただき、その後は自由にごみ収集車や、きれーたんと一緒に写真を撮ったりする時間にしました。
きれーたん、大人気ですね!
少し休憩をとったあとは、会議室で辰巳環境開発の代表取締役 辰巳様より『リサイクルと分別のお話』をしていただきました。
まずは、ごみ収集車はなぜ必要なのか?地球が汚いとどうなるか?などお子さま達に聞きながらお話をすすめていただき、では地球をきれいにするためにはどうしたらよいか?
⇒ごみを減らさないといけないよね!ごみを減らす方法の1つにリサイクルがあります。という形でリサイクルのお話をしていただきました。
発泡スチロールもリサイクルの資源になります。リサイクルをするにはきれいに洗って分別をしないといけないという事を、実際は小さい子でも分かりやすい言葉に置き換えてお話いただき、最後はみんなで地球をきれいにしようね!と締めくくりました。
リサイクルするには分別が大事!というお話の後で、おやつを通して分別体験をしました!
まずはおやつタイムの時間をとり、お菓子から出るごみを実際に分別してもらいました。
今回、持ち物として使い終わったペットボトルを洗って乾かし、キャップとラベルはつけたままでお持ちいただいたので、ペットボトルの分別もしてもらいました。
お菓子やペットボトルについているマークを探してもらい、同じのマークのところにごみを入れてもらう体験です。
プラ、PET、普通ごみ(大阪市)の3種類としました。
マークがないものは普通ごみ(大阪市)に入れてもらいました。
保護者の方には答えは言わないようお伝えし、マークを探すお手伝いのみしていただきました。
小さいお子さまは文字は読めなくても同じマークのところに入れるというのはできるので、
マークを見つけたらどこが同じマークのところかな?と声をかけると、自分で見比べて正しい場所に入れていました!素晴らしい!
おやつと分別体験の後は、辰巳環境開発様から、発泡スチロールをリサイクルして作った定規とマグネットクリップとボールペンのセットのお土産をいただきました。
一般廃棄物適正処理協会様からも、きれーたんのステッカーとポケットティッシュをいただきました。
ありがとうございます!
バスに乗って帰る際も、きれーたんと辰巳環境開発の皆さまがお見送りに来てくださいました。
バスの中で、おやつのごみを同じマークのところに入れることは、ごみにせず、また使えるものに変えることに繋がるので、とても大切なことです、是非お家でも続けてくださいねと簡単にふりかえりました。
アンケート結果では、ごみの投げ入れ体験が良かった、分別のマークに興味を持ったようなので家でも続けたい、思ったよりしっかりした内容で驚いたが、子どもにも分かりやすく良かったなど素敵な感想をいただけました!ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
ご協力いただきました、辰巳環境開発の皆さまのおかげで、小さい子でも楽しみながら、
リサイクル、分別のことを知ってもらえるイベントになりました。
ご協力いただきありがとうございました!