Reportイベントレポート

2025年02月17日
SDGsアクション 循環型社会に向けた取組み 新たな取り組み 環境を考える人づくり
SDGs 環境学習

ハギレわくわくワークショップシリーズ

第1回:令和6年10月19日(土)

 吹田市資源リサイクルセンター(くるくるプラザ)にて、「第2回もったいないバザール」が開催され、当協会は、くるくるプラザ啓発プロジェクトチームと合同で「食ロスカードゲームとわくわくカード作り」を出店しました。

 その中のカード作りについて、当日は、カードゲーム参加費無料、カード作り参加費100円でくるみボタン2個セットをプレゼントという内容で行いました。ワークショップ用のカードは、職員が心を込めてていねいに、黒い画用紙をカッターでハロウィンのほか、虫や鳥、動物などの形に切り抜き、何種類ものカードを準備しました。

 お客様には、このカード選びから始まり裏から貼り付ける着物のハギレも選んでいただきます。お客様は、特にハギレ選びが想っていた以上に悩まれていました。その後、選んだハギレをカードの裏に布ボンドで貼り付けると、その柄が表から見え、ひとりひとりオリジナルのカードができます。表紙にカラーペンで思い思いのメッセージを書いていただき、プレゼント用にされる方や、自分用に作られる方もいました。

 当日はあいにくの雨のため、屋外のブースが中止され屋内だけのブースでの実施となり、来場者数は少ない状況ではありましたが、カードゲームを体験されたお客様のほか、19名の方にカード作りを体験していただきました。

 お足元の悪い中、お越しくださりありがとうございました。


 

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第2回:令和6年12月21日(土)

 吹田市資源リサイクルセンター講義室2にて、「くるくるキッズ環境スクール」の最終回が開催され、その中で「ハギレわくわくワークショップ」を実施し、親子で24名の方にご参加いただきました。

 前回の出店形式とは異なり、今回はスクール形式でしたので、最初に座学を行いました。

 まず、ハギレとなる絹の布がどのようにしてできるのかについて、かいこがまゆを作るところからクイズを交えて説明しました。

 続いて、江戸時代が超リサイクル社会だったことを着物をテーマにして説明し、最後はお洋服は大事に使うこと、アップサイクルの大切さを皆様に伝えました。

 座学のあとは、着物のハギレを使ったメッセージカード作り体験をしていただきました。この時期はお正月前ということもあり、「じいじ、いつもありがとう」「ばあば、大好き」と、プレゼント用にメッセージを書いているお子様もいました。

 「こんな素敵なメッセージを見たら、きっとお年玉たくさんもらえるね~」と、冗談でお話をしたら、親御さんも「そうだそうだ!」と笑っていました。

 最後に、一般の店頭には出せないが味は変わらず美味しいバームクーヘンの切れ端を、食ロスのお話と共に、おもてなしさせていただきました。

 おやつの時間が、もしかすると一番よろこばれたかもしれません。皆さま楽しそうに過ごされていました。



 

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第3回:令和7年2月8日(土)

 吹田市文化会館(メイシアター)にて、すいた環境教育フェスタ2025が開催され、「ハギレわくわくワークショップ」を出店しました。

 第1回に引き続きハギレを使ったメッセージカード作りを無料で体験いただき、くるみボタンヘアーゴムを3つ100円で販売し、それに加え今回は、つまみ細工で事前につくっておいた花びらを8つお客様に選んでいただき、こちらも事前に飾りつけした土台に布ボンドで花びらを貼り付ける、花飾りのアクセサリー作りを200円で体験していただきました。        

 当日は、かなり気温が低く冷え込みましたが、たくさんのお客様がご来場くださいました。

 お子様はつくりやすいメッセージカードを選ぶかなと思いきや、意外とつまみ細工に興味津々のお子様が多く「これやりた~い!」と親御さんのほうが引っ張られる感じで参加されていました。

 用意していた花飾りアクセサリーは、14個あっという間に完売し、くるみボタンヘアーゴムも10セット購入していただきました。また、メッセージカード作りはかなり小さなお子様でも体験できるため、親御さまも大変よろこんで参加されていました。

 中には、「まだやりたいからパパあっち行って!」と、パパを追い出し、作業に夢中になっているお子様もいました。迎えに来られたお父様に、できあがったアクセサリーをうれしそうに見せて、お父様も思い出に写真を撮っていました。

 ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。

 最後に、私どもは、お客様に楽しんでいただきながら、少しでも物の大切さをご理解いただければとの想いで、今回はアイテムとして花飾りのアクセサリーを加えました。

 引き続き、その想いでアイテムを加えていきたいと思いますので、今後の「ハギレわくわくワークショップ」へのご参加をお待ちしています。

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